「転職を始めたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「どの転職サイトが自分に合っているのかわからない」
といった転職の検討段階でのお悩みをお持ちの方へ、じーふの実体験を元に20代の転職ステップやおすすめの転職サイトをご紹介します。
20代で転職を考えたきっかけ
今の仕事に将来性はあるのか?
じーふが初めて転職を考えたのはエンジニアとして働き始めて1年が経過した頃でした。
1年間IT業界に身を置き、業界全体が徐々に見通せてきたころ、ふと「今仕事で扱っている技術には将来性がないのではないか」と疑問をいだきました。
調べていった結果、この技術を極めても将来給料は上がらない、と判断し転職を考えるようになりました。
20代で始める転職の3ステップ
1.転職のプロと面談
転職活動は新卒の就職活動とは必要な書類や、面談のコツなどが異なります。まずは転職のプロへ相談しましょう。
最も始めやすいのは転職サイトのエージェントサービス活用です。転職サイトの多くは無料で登録が可能ですし、プロが履歴書や職務経歴書の作成方法や面談のアドバイス等手取り足取り教えてくれます。転職活動に初めて取り組む場合は、カウンセラーの指示手順に従って一通りこなしてみましょう。
転職サイト以外でも、メンターサービスやTwitterなどで転職支援をしている人にお金を払って、転職活動をするのも選択肢の1つです。
2.面談の経験値を積む
一通り書類準備を行ったあとは、実際に企業へ応募してみましょう。
応募企業を選ぶ基準は、「興味はあるけれど第1志望ではないところ」をおすすめします。慣れない転職活動を始めるにあたり、面談などの経験値を積む必要があるからです。
これまでの経歴概略や転職理由、志望理由など質問されることを想定し、実行後受け答えの改善を図るなどPDCAを都度回すことが大切です。改善方法がわからない場合は、思い切って面接の最後の質問で、その面接の良かった部分と悪かった部分を面接官に聞いてみてもよいでしょう。
市場にマッチしている人は、意外にスムーズに内定をもらえることが多いですが、他にも出来る人が多い求人は一筋縄ではいかないので、辛抱強く進めてください。特に仕事を続けながら転職活動を行うのは大変です。長期戦を想定し、集中する時期とそうでない時期のメリハリをつけて活動しましょう。お休みすることも大事ですよ。
3.本命企業へ挑戦
書類作成や面談に慣れてきたら、いよいよ本命企業へ挑戦です。
これまでの経験値により、より良い企業を見極める審美眼や自己分析の質がよくなっているはずです。万が一選考に進めなかった場合でも、気に病む必要はありません。景気や企業の経営状況変化など、それぞれのタイミングによることも多いためです。次に応募する企業に向けて、気持ちを切り替えましょう。
20代向けおすすめの転職サイト3選
じーふのこれまでの経験からおすすめ出来る、中小規模のIT業界(1~3年)経験者向けの3つの転職サイトをご紹介します。
duda(デューダ)
duda(デューダ)は大手転職サイトなので求人掲載数がとても多いです。
エンジニアならではの検索項目(言語や担当領域など)で求職者にマッチする求人情報を検索できるのが特徴です。ITエンジニア、モノづくりエンジニアそれぞれ独自の検索条件で求人検索が可能です。
LAPRAS(ラプラス)
LAPRAS(ラプラス)はSNSで発信されているあなたのオープンデータを読み取り、自動的にポートフォリオを作成する機能があるので、手間がかからないという特徴があります。
こまめな情報発信が出来る方やSNS、gitに強い方におすすめの転職サイトです。
paiza(パイザ)
paizaは、コードを書いて書類選考なしで面接・カジュアル面談に進めるまったく新しい形のコーディング転職サービスです。
出題されるプログラミング課題を解き、その解けたレベルに合った求人に応募ができます。個人的には、ここを通した求人先がスキルのミスマッチにおいては少なく感じました。
個人的に合わなかった転職サービス
Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedlyは、給料や待遇などの条件ではなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングする、新しいカタチのビジネスSNSです。
こちらのサービスを利用した際、選考にあまり進めなかったことや、応募企業からの返信がなかったことから、あまりいい思い出がないです。
20代でも転職活動で成功できる
転職し1つの会社に縛られない働き方は、今や当たり前の時代です。「石の上にも三年」という諺もありますが、20代は企業からの需要が高く、これからライフイベントを控えるに当たり働き方を真剣に考えなければいけない時期です。3年と言わず、ご自身の人生設計に柔軟に対応できる働き方を積極的に探しましょう。
また、本当に転職をする気がなくても転職サイトへ登録しておき情報収集を行っておくのは大事なことです。ご自身の市場価値を客観的に判断・理解し、正しく評価してもらえるよう働きかけることで満足度の高い働き方を実現しましょう。